“庭や境界に目隠しをしたい”とご相談を受けます。
理由も様々
玄関位置がお隣さんと被ってしまいお互いに気まずいので、道路からのリビング迄の距離が近く落ち着かない、生垣の手入れが面倒になって、天気の晴れた日は庭で目線を気にせず遊びたい、など目隠しをしたい理由は様々です。ただそこには共通して目線を気にせず”楽しみたい”というプライベートを重視する思いが伺えます。
大切なのは『どこから、何を隠したいのか』をハッキリさせる事です。そうすると目的にあった高さや幅、目隠しの度合い、素材、デザインなどが見えてきます。
施工例
境界ブロックを1段積んで背の高いアルミフェンスを施工 高さ1m60cm | 境界にグランドアートウォールで目隠し壁を施工 デザイン性をふんだんに活かしたオリジナルの目隠し壁 |
道路からの視線を白を基調にしたアルミフェンスで上手に目隠ししました。インターホンのポールも色を合わせてスッキリしています。 | 車庫の中を二分割にするために天井までの高さのフェンスと扉をつけました。奥は物置になり手前は自転車置き場で勝手の良い空間になりました。 |
目隠しボーダーフェンスで高さは2m20cm.以前は生垣だった場所をメンテナンスが要らない最近流行りの木目調柵に作りかえました。
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カーポートの上をデッキスペースにし周りから視線を隠してお気に入りの空間を作り上げました。カーポートの上にプライベート空間を作ったので目線の配慮も大切になります。 |
既存のフェンスの内側に同じ種類のフェンスを立てて背の高く道路からも見えにくいお庭の空間を作りました。 | 手前にタイルのテラス、その奥にはお隣様との境界に目隠しフェンスを設けてプール遊びが気兼ねなく出来る空間を作りました。
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アルミフェンスを2段重ねることでお互いに気を遣わずプライベート空間を楽しめる空間になりました。木目調のアルミフェンスを採用 | 本物志向の方にはたまらないハードウッドのオリジナルフェンス。アルミや樹脂に比べると手入れは必要になりますが重厚感と天然の木目が訪れた方にも癒しと安心感を与えます。とても良い作品です。 |
生垣から横張の柵に模様替え。ライトグレーの色合いが庭を明るくさせています。 | 以前から気になっていた丸見えの庭を目線の高さに合わせてアルミフェンスを設置しました。 |
笑顔が素敵なご夫婦の目隠しフェンス・柵と人工芝工事 |
一昔(昭和の時代)なら目隠しの定番は生垣やブロックを積み上げた壁や塀でしたが、今では新築時にその様な工事をする事例はほとんど無くなっています。また庭のリフォームで多いのは手入れの大変な生垣をやめてフェンスに作りかえたい、30年前に新築時に工事をしたブロック塀が耐震が心配なので取り壊して軽量なフェンスに変えたいという方が増えて来ています。
高さはどうやって決めるの? 目隠し 境界 防犯
①一般的な目隠しの目安は庭の地面から160cmぐらいだと言われています。庭にウッドデッキがある場合はプラス35cmから40cmなので2mになります。また家の中の床からだとさらに10cmから20cmプラスなので2m20cmぐらいが必要な目隠しの高さになります。
②境界をはっきりさせたいだけなら高さは1mもあれば十分です。
③防犯目的なら高さは1m50cmあればすぐに乗り越える事ができないので一つの目安になります。
目隠しをする事でトラブルは?
隣地境界でも道路境界でも境界を超えて設置することは出来ません。通常は教会から5cm程内側に目隠しを設置します。
目隠しの高さが目安として2mを超える場合は風通しや、日当たり具合が設置前に比べ変わります。植物などに影響が出てくる可能性があるので注意しましょう。
道路やお隣から丸見え | 笑顔が素敵なご夫婦の目隠しフェンス |